シャープから新型ザウルスが相継いで発表になりました。
まずは「ザウルス・アイゲッティ」＜ＭＩ−Ｐ１０＞。これは７月１４日に発売で、価格はオープンですが、実売４万円程度だろうとのことです。
この新アイゲッティはザウルスシリーズ最軽量（１６０ｇフタ装着時）ということに加えて、タテ・ヨコ表示切替機能でタテ型として使うこともでき、パソコンとの連携もクレードルにセットしてスタートボタンを押すだけという簡単さになっているようです。完全にパームを意識したものですね。
もちろん、情報ファイル、パーソナルデータベース、アクションリスト、フォトメモリー、レポート＆自由帳、アクションプランナー、統合辞典、電卓、世界時計など、今までのザウルスの機能も踏襲しています。
つづいて「インターネット・辞書ザウルス」＜ＭＩ−Ｊ１＞。こちらは８月４日発売で、定価５万円。
このザウルスには、その名のとおり学研（学習研究社）の「現代新国語辞典」、「ニューアンカー英和辞典」、「ニューアンカー和英辞典」、「学研監修漢字辞典」が４冊をまるごと収録されています。
使用頻度が低い辞書が必要な場合は、インターネットに接続してネット上の豊富な辞書を簡単に利用することができる機能もついています。
インターネット側に用意されている辞書は、以下の４ジャンル２９サイトです。
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その他に、いわゆるザウルスとしての機能として、アドレス帳、スケジュール、手書メモ、備忘録、電卓、世界時計やＰＣリンク機能がありますが、パーソナルデータベース機能やアクションリスト機能はないようです。
それにしても、同じような価格帯のザウルスを２機種連続発表とは。パームに対する危機感のあらわれなんでしょうか。
個人的には、もうちょっと冒険してもらって、携帯電話にザウルスの機能をもたせてもらいたかったですねぇ。今の携帯電話よりも、少しだけサイズアップになってもいいから。
そうすると、携帯電話でインターネットやメールができるばかりか、スケジュール管理から、アドレスの管理、辞書の検索までできるようになるし、通勤中に文庫本まで読めるわけですね。(^^)