今回の流感では、４０度近い熱の日が３日間ほど続きました。その前後も、微熱がある状態だったので、つごう６日間くらいは熱に苦しめられました。
ただ、うちの近所で何人かすでにかかっていたため（きっとそれがうつったんですね(;_;)）、「高熱の日が３日くらい続く」とか、「高熱が治まって２日くらいすると起き上がれるようになる」といった情報が続々と届けられ、ほぼその情報どおりの経過をたどりました。(^^)
大人の寝たきりはつらい
実はうちのカミサンも、私がかかる前の週にインフルエンザにかかっていて、ちょうど私が発病した頃に、回復に向かっていました。どうやら私のインフルエンザはそれをもらったようです。
子供たち二人は、予防注射をしていたためかからなかったようなのですが、大人二人がまいってしまいました。
それにしても、寝たきりになるほどの状況になろうとは思ってもみませんでした。これが独身の寮生活時代だったら、と考えるとぞっとしました。(^^;
頓服というクスリ
今回の風邪で、医者に行くと「３８度５分以上熱が出た場合に服用してください」と、頓服（とんぷく）という薬が出ました。これが強烈なクスリで、飲むと１５分〜３０分くらいすると、体ががんがん熱くなり、どんどん汗が出てきます。そうすると、今まで目玉を取り出して横に置いておきたいほど、頭痛で目玉の後ろ側が痛かったのがすーっとひいて、２時間くらい後には熱も平熱に戻ります。そうすると、体が楽になってぐっすりと眠れるのです。
しかし、半日くらいするとまた猛烈な寒気（さむけ）が襲ってきて、また熱が４０度近くまであがってしまうのでした。
寒気がして、熱が上がり、熱が上がりきるのを待って頓服をのみ、がんがん汗をかいて平熱に戻り、しばらく眠る。という周期を２回繰り返すとちょうど１日経つという勘定でした。
寝ても寝ても眠いというのはまさにこういうことを言うのだろうというくらいよく眠った日々でした。熱が上がったり、下がったりでかなり体力的にまいっていたのでしょうね。
熱が出始めた頃には、カミサンに「私もそうだったし、みんな何日か続くらしいよ」と言われてがっくりきたものですが、３日目くらいになると、「みんな大体３日くらいで高熱はひくんだって｣という言葉に励まされて過ごしてました。
「病は気から」とも申しますが、本当に自分に対する、「高熱が続くのも今日までだ」というような自己暗示がすごく重要な回復要素だったような気がします。
しばらく寝込んでいて、会社に出てみると、１日中椅子に座っていることがなんとつらいことか。そういえば、新入社員のときにこの感じを味わったなぁ、などと一人考えておりました。
学生の頃は、たとえば大学でも２時間に１０分程度は少なくとも休み時間があり、体を動かしていたんですが、会社に入ったばかりの頃は、自分で適当に休憩するということもできずにいました。「じっと座っているということは、こんなにきついことだったんだ」とその頃思っていたことを思い出しました。