私もそう思います。
２番会議室の、#4511にも関連のある発言をしたのですが、どんなテーマが話し合われているにせよ、そのテーマにそって自分の考え方を簡単な文章でまとめる、ということ自体が知的生産の「訓練」だと思っています。
これは、このフォーラムのオープニングメッセージにも書かれていることですね。「書込をすることは、知的生産の良い訓練になります」と。
この訓練を続けることによって、知的生産が仕事として要求される場面、たとえば企画書を作らなければならないといった場面などでも、自分の提案を文章化していくことがより簡単になるのではないだろうかと考えています。
私もそうです。企画書の場合は、案を確定させるまでに時間がかかりますが、報告書の中でも、わりと事実列挙型ですむタイプのものは、あまり苦にならなくなってきました。もっとも、名文がさらさらと書けるというわけではありませんが。(^^;
あとは、企画書などの案の固定化時間、といったらいいのでしょうか。もやもやとした案から、文章化可能な状態まで昇華させていく時間を早くしていきたいと思っています。これがすごく難しいですね。まさに「技術（テクニック）」が欲しいところです。ＫＴ法やＫＪ法なども、この部分を救ってくれるテクニックの例なのでしょうね。
この「案の固定化」が、私の現在の大きな課題のひとつです。