具体的には、本体の直径が大きく（最大直径15ミリ程度）、握る部分にはゴムがまいてあります。全体的には柔らかいコークボトル形状（握る部分がウェスト部にあたり、一番細くなっています。直径約12ミリです。）をしておりまして、手になじみやすい。おまけに、ポケットにはさむための金具が、最初から無いデザインなのです。したがって、くるくる回してどの位置で握っても、親指の付け根のところに金具があたらず、握った感覚に差がありません。
そして、問題の「芯出し」ですが、通常のシャープペンシルようにエンドの部分をノックしても出るのですが、このシャープペンシルでは、シャープペンシルの長さ方向にひと振りするだけでも芯が出る機能がついているのです。握る部分の内部に、小さいウェイトが入っているようで、これが上下することによって芯が出る仕組みになっているようなのです。
シャープペンシルで、メモをとる場合、芯が片べりしてくるために時々握る位置を回転させますよねぇ。わたしの場合は、この握りなおしのついでに、フンッとひと振りして芯を出すようにしています。
小さいことなのですが、メモをとり進んでいるリズムが狂わされることがなくて、非常に重宝しています。
もっとも、最近はメモをとるのにも、同じＤｒ．ＧＲＩＰのボールペンを使用しているため、シャープペンシルをひと振りすることも少なくなりました。このボールペンは「ゲル・インク」というのが売り物のようで、軽い力でもくっきりと黒い字が書けます。形状はシャープペンシルと同じです。
このＤｒ．ＧＲＩＰシリーズは、うちの社内でも結構たくさんのユーザーを見かけます。