じつは、このＰＣを購入するにあたって、会社のダイナブックＳＳ４５０をしばらく借用いたしました。サブノート自身や、ウィンドウズなどのソフトの使い勝手や、自宅・会社間を持ち運びするのにかかる負担などを確認したかったからです。
このダイナブックＳＳ４５０にもアキュポイントという、ＴＰ５３０についているトラックポイントとほぼ同じものがついています。ところが、アキュポイントを使っているときには、本当に馬場さんがおっしゃっているように「マウスを使えない場面ではやむをえない」、という程度のものだったのです。
だから、ＴＰ５３０購入にあたっても、マウスが絶対必要だろうと思っていたわけです。ところが、実際に購入してみると、ほとんどトラックポイントでいけちゃうわけです。むしろ、みなさんがすでに書かれているように、手がキーボードから離れることがなく、トラックポイントのほうがいいくらい。（トラックポイントだと苦しいのは、マインスィーパーなどのゲームをするときと、お絵描きソフトを使うときです。）
この違いはどこにあるのでしょう。
よく見てみると、ＴＰ５３０のトラックポイントは、てっぺんの高さがキーボードトップの高さとほぼ同じです。したがって、キーボード上から指をすべらせてくる感じでトラックポイントが操作できるのです。
それに引き換え、ダイナブックでは、アキュポイントのトップの位置がキーボード乗面より高くにまで突き出しています。このため、レバーが長くなって、思ったところにぴたりと止めにくくなるようなのです。ほんのちょっとしたことなのですが、この高さの差が操作性に大きく影響しているようです。
ＴＰ５３０は買ったときにトラックポイントの先っぽの部分だけが何個か小さい袋に入ってました。長いのもあれば短いのもあったように記憶しています。（押し入れの奥を確認すればわかるのですが...） また、Ｔ−Ｚｏｎｅなどで、先っぽだけが売っているという情報も、どこかで見た記憶があります。
もし、ダイナブックにも同様のものが用意されていれば、一度背の低い先っぽに交換されてみてはいかがでしょうか。きっと、アキュポイントの使い勝手が向上すると思います。