日本の国力は工業力にある。そういった第二次産業をささえている現場の技術者たちを「メタルカラー」と名づけて、誇りをもって語りつづけていこうと決心した。
これから、世の中はまちがいなくデジタル情報化社会に入る。この分野は第三次産業であるから「メタルカラー」とは関係ない、と思ってはいけない。デジタル情報化社会をより良い世界にするために、日本の「ものつくり」のノウハウが必要なのである。
デジタル情報社会と「ものつくり」とを融合できる国は、世界で日本しかないのである。
といったようなテーマを基調として、「電子メール」の有効性や利用方法について、パソコンによるビジュアルプレゼンテーション、会場から電話回線によるリアルタイムのネットサーフィンによる情報検索など、盛りだくさんの内容の講演でした。
「情報は量が重要である」という言葉も印象に残りました。