===================================================== 【書 名】東京ステーションホテル物語 【著 者】種村直樹 【発行所】集英社 【発行日】1995/10/31 【ISBN 】4-08-781116-6 【価 格】1800円 -----------------------------------------------------昨日、東京地区「グローバル化記念オフ」が開催されたばかりの東京ステーションホテルに関する本です。帯の紹介には次のように書かれています。
『東京駅赤レンガ駅舎の中の小さなホテルが80周年を迎える。その名も「東京ステーションホテル」。東京のホテルの草分けとして、太平洋戦争前から名士が集い、日本のホテル史に名を残す。米軍機の空襲で被災炎上したが復興、高い天井、レトロ調のつくりは昔のままだ。東京駅ホームと、出入りする電車群を眺めながら憩えるレストラン、丸の内南口ホールを見おろせる隠れ家のような客室。個性豊かなホテルの歩みとエピソードを鉄道史にからめて綴る。（著者）』
我々が東京オフで使用した「桜の間」ですが、ここは東京ステーションホテルの結婚式場なのだそうです。えっと、披露宴会場ではなくて、いわゆる神式の式をあげるところのことです。オフのときには、全然そんな雰囲気は感じませんでしたが、壁の観音扉を開けると山王日吉（さんのうひえ）神社の神殿が現れ、床にもうせんを敷けば式場に早変わりするのだそうです。
そして、向かい側にあった「松の間」は、キリスト教で行う場合に、祭壇が仮設されるのだそうです。
知らぬこととはいえ、そういうおごそかな儀式の行われる場所で、FCHIKENのオフも開催されていたんですねぇ。先にこの本を読んでいれば、こっそり観音扉を開けて、神殿を確認していたものを..。(^^)