GO BILL で調べてみますと、昨日の時点で利用分数が約520分になっていました。
私の場合、テレホーダイ等のサービスは利用しておりませんので、分数がそのままNTT料金となるわけですが、520分だと3分で割ると1,800円弱ということになります。
ところが、実際には33.6Kでアクセスしていると、1回の接続時間が1分以内(実接続時間が1分30秒以内)ということが多いのです。この場合、ニフティの利用分数は1分ですが、NTTは1分も3分も同じです。
ここからが仮定の計算です。月末まで、このままの推移で利用が進行するとすると、(520分/24日)×31日=670分となります。
11月までは、私の利用時間は基本時間である180分の中におさまっていたので、現在もWWW以外、つまり、通常のニフティへのアクセス分は同程度と仮定します。すると、これが、月間100アクセス150分程度となります。
残りの、670分-150分=520分が、WWW利用のための長時間アクセス、つまり比較的3分で割って料金計算したのでいいような時間となります。
これで、NTTの料金計算をしてみます(簡単のため、3分10円の通常料金のみで計算します)と、まず、通常アクセス分が100回×10円で1,000円。WWW分が520分/3分×10円=1,800円弱。ということで、全体とすると2,800円程度となります。
ニフティの料金よりNTTのほうが高いですねぇ。(^^;;
さて、これが新料金になりますと、WWW分が520分/5分×10円+200円=1,300円弱、ということになり、約500円の料金削減となります。
この場合でも、ニフティ2,000円、NTT2,300円ということで、やはりNTT料金のほうが高いですねぇ。(^^;;
という試算を示したところ、「基本料金の200円まで考えると、余程でない限り全般的には、TTNetの方がお得」というご意見がありました。さっそくこちらも試算してみました。
かなり大勢の方が、ニフティには高速モデムで、しかもオートパイロットを使って巡回されていることと思います。この場合、通常1度数以内(3分以内)で接続が終了する場合が多いですよねぇ。
この1度数以内でのアクセス回数を、毎月N回とすると、
通常のNTTの通話料金 = N × 10円 割引のNTTの通話料金 = N × 10円 + 200円 TTNetでの通話料金 = N × 9円となって、NTTの割引の影響はまったくないどころか、かえって基本料金分だけ高くなるということになります。
1回のアクセスが3分以上5分未満程度の人だと、状況は若干変わってきます。
通常のNTTの通話料金 = 2度数 × N × 10円 割引のNTTの通話料金 = N × 10円 + 200円 TTNetでの通話料金 = 2度数 × N × 9円となり、Nが23回以上だと、NTT割引のほうがTTNetよりも安くなります。つまり、1日1回3〜5分程度のアクセスをしている人には、NTT割引のほうがお得になるわけですね。
1回のアクセスが1度数以内の人でも、インターネットなどによる長時間接続も行っているという人も、状況が変わってきます。ニフティへの1度数以内のアクセスを1ヶ月当たりN回、インターネットなどへの長時間接続時間を、1ヶ月当たりM分とすると、
通常NTT = N × 10円 + (M ÷ 3) × 10円 割引NTT = N × 10円 + (M ÷ 5) × 10円 + 200円 TTNet = N × 9円 + (M ÷ 3) × 9円となり、Mが150分以上のときに通常NTTよりも割引NTTのほうがお得になります。TTNetとの比較では、MがN+200より大きくなるときに、割引NTTのほうがお得になります。つまり、毎日1回アクセスしている人だと、Nは30回となるので、Mが230分以上のときに、割引NTTのほうがお得になるわけですね。
う〜む。NTTの割引が、金額ではなくて時間ベースである点、さらに基本料金が設定されている点で、若干計算を複雑にしていますね。
しかし、電話回線を使ってメールのやり取りをする場合など、1分程度の接続のほうが多いわけですから、時間ベースで割り引いてくれるよりも、金額で割り引いてくれたほうがありがたいですね。3分が5分になるより、時間は同じ3分でいいから、10円が6円になったほうがありがたいです。
ま、NTTも、それを見越して時間ベースの割引にしているのでしょうが...