米国では昨年の９月に発表されているものです。日本語化するのに半年以上かかっちゃうんですね。
新しいＣＥは、カラー対応、TrueTypeフォントの採用、ＬＡＮへの対応、電子メールのファイルアタッチ、ＰＣとの同期機能の強化などが行なわれているそうです。
標準で添付されるアプリケーションは、前バージョンから引き続いて Pocket Word、Pocket Excel、Pocket Internet Explorer があるのに加えて、Pocket Power Pointが加わっています。出先で手軽にプレゼンテーション、なんてのがねらいなんでしょうね。
また、前バージョンからの各アプリケーションも機能が強化されているようで、Word/Excelともズーム、全画面表示が可能となっているほか、Excelではスクリーン分割やビューのカスタマイズもできるそうです。
詳しくは http://www.microsoft.com/japan/info/releases/0311ce2j.htm でどうぞ。
ＷｉｎＣＥ２．０日本語版の発表を受けて、ＮＥＣ、日立、ＨＰから対応マシンの発表がありました。カシオとコンパックも対応マシンを開発中とのことです。
「モバイルギア２」は、カラーモデル（120,000円）とモノクロモデル（94,000円）の２種類が同時に発表されています。どちらも、キーピッチは１６．５ミリという、旧来のモバイルギア（ＭＫシリーズ）と同じ大きさの、タッチタイプ可能なキーボードが採用されています。
３３．６ＫＢＰＳのモデムが内蔵されているほか、オプションのＬＡＮカード（18,000円）を使うことでＬＡＮにも対応できるそうです。
それぞれの仕様は次のとおりです。
【カラーモデル、モノクロモデルに共通な仕様】
ＣＰＵ： NEC VR4111
モデム： 33.6kbps FAXモデム内蔵
Ｉ／Ｆ： RS-232C、モジュラージャックRJ-11、モニタ（VGA）、IrDA1.0
PCMCIA Type2、コンパクトフラッシュスロット、音声入出力
【カラーモデル、モノクロモデルで異なる仕様】
カラーモデル MC-R500 モノクロモデル MC-R300
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ＲＡＭ（最大） １６ＭＢ（３２ＭＢ） ８ＭＢ（３２ＭＢ）
液晶 8.1インチカラーＳＴＮ 7.3インチモノクロＥＬ
（640×240ドット、256色） （640×240ドット、4階調）
標準バッテリ リチウムイオン 単３乾電池×２
駆動時間（非通信時） 約８時間 約３０時間
サイズ（幅×奥×高） 245×138×31.4mm 245×122×30.5mm
重量（電池含む） 850g 670g
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出荷は３月２０日から開始されるそうです。
詳しくは、 http://www.nec.co.jp/mg/ でどうぞ。製品発表のニュースリリースは、 http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/9803/1101.html です。
モバイルギア２の出荷が開始されたようです。すでにモバイルギア関係のフォーラム（ＦＮＥＣＭＣ）あたりでは、使用感の報告などもされているようです。
６４ビットＲＩＳＣ型高速ＣＰＵ（ＶＲ４１１１）の威力は相当すごいようです。内蔵モデムも３３．６Ｋｂｐｓと高速化されており、やっと使い物になるＣＥマシンの登場といった感が強いですね。
しかしながら、旧ＣＥマシンのファンの間からは、「キーボードが大きくなった（ＤＯＳ版のモバイルギアと同じ大きさになった）ので、立ったまま使えなくなった」という声も聞こえてきています。
重さも、カラーモデルは８５０ｇと、モバイル機器としてはけっこう重いですね。モノクロモデルも６７０ｇなので、今までのモバイルギアとくらべると重くなっています。
さぁ、春が近づいて、出張もぼちぼちと発生し始めてきたので、そろそろ本腰を入れてモバイル機器を考えなければ... (^^)