そんなこんなで、久しぶりにＮＴＴパーソナルのホームページをみにいったところ、いろいろな新しいサービスがあって驚きました。そのうち何点かをご紹介いたします。
しかしながら、こうやって改めて調べにいかないと、現在のユーザにそのサービスがわからないという体制にも問題があるような気がしますねぇ。(^^;;
通常、ＰＨＳからの区域内通話では、60秒ごとに10円ずつの通話料金に加えて、１通話あたり10円の接続料金が発生します。
したがって、60秒以内の通話では通話料10円に接続料10円で都合20円に、120秒以内であれば、通話料20円に接続料10円で都合30円に、という料金体系になっています。
「３２Ｋデータ通信」を利用した場合に限り、この１通話あたり10円の接続料金をなくそうというのが、今回の値下げの主旨のようです。このため区域内通話では60秒ごとに10円というわかりやすい料金体系になりました。
電子メール等では短時間の接続が何回も発生することも多く、１回ごとの接続料金がけっこうばかにならないんですよねぇ。ドコモの10メールのほうが安いという場合も多かったのではないでしょうか。
これに対する対応処置なんですね、きっと。
今まで2,900円だったものが、これも今年２月１日から1,900円になりました。
５時間の利用時間をこえると、通常のＰＨＳ通話料金（「３２Ｋデータ通信」料金）が加算されていきます。
このサービスは申し込みが必要です。また、このサービスは「プラン２７０」（下に用語解説）だけが対象で、「プラン１９８」では利用できません。
テレホーダイのように時間帯指定もありませんので、ちょっとひかれているサービスです。もしかすると、パソコン通信を含むすべての通信をＰＨＳに乗り換えたほうが安いかもしれない。しかし、わが家の場合、今のところ家の中ではＰＨＳが使えない（電波が弱い）ので、まずこの問題が解消することがポイントですね。
用語解説：「プラン２７０」と「プラン１９８」
「プラン２７０」は通常の契約形態です。月々の基本料金が2,700円で、そのほかに通話料金が必要です。
「プラン１９８」のほうは、月々の基本料金が1,980円ですが、通話料金は通常の１．５倍になります。通常の通話料金が月々1,440円（３分間の通話なら３６回分）までの人なら、こちらのほうがお得なのです。
ダイヤルアップ接続時の電話番号は、全国統一で「１６６」で、通信料金も全国統一で６０秒につき１５円です（プラン２７０、プラン１９８とも）。ほかのデジタル通信サービス同様、接続料金（通常の音声通話時には１接続ごとに１０円）は必要ありません。
また、利用開始にあたって特別な申し込みや料金は必要なく、いきなり「１６６」に電話すればいいそうです。接続時のユーザＩＤおよびパスワードは空欄のままでいいそうです。
ユーザＩＤとパスワードを入れなくてもいいことからもわかるように、このサービスはインターネット接続だけを目的にしており、電子メールのやり取りなどは行えません。
おそらくは、ザウルスなどの形態端末にウェブ閲覧機能が標準で組み込まれることが多いことに対応したサービスなのでしょうね。どこのプロバイダとも契約していない人も、少なくともネットサーフィンだけは毎分１５円で行えることになる。
ＮＴＴ中央パーソナルからも、この「パルディオネットサーフィン」に対応した、ザウルス＋ＰＨＳ的な端末「インターネットパルディオ」を８月上旬に発売するそうです。ザウルス、ピノキオなどの先行組に勝てるかなぁ？
ニフティのアクセスポイントが遠い人は、このサービスを利用して、ニフティとの契約は「オープンコース」にする、という手も考えられますね。