[98.11.23]

地中海料理「ハウスアオヤマ」

JR渋谷駅南口から国道246号を三軒茶屋方面に向かい、左に入った静かな空間にポツリとたたずんでいるイタリア料理店。新鮮な魚介類を中心とした料理へのこだわりから、看板にはあえて「地中海料理」とだけ記してある。外観はしゃれてはいるが、店内は適度にカジュアルな雰囲気。厳選された食材をもとに料理されたメニューは、コース、アラカルトともに価格がリーズナブル。ホールスタッフの、日ごとに変わるおすすめワインも食事に合う。「レストランで食事をする」ということが、このような空間をリラックスして味わうことと再認識させられる。イタリアの郊外で、ガイドブックにはない穴場の店を見つけたときのようなうれしい気分にさせてくれる大人のレストランだ。

[メニュー] ディナーコースは5000円から。おまかせディナーは7000円から。メイン料理は肉料理、魚料理数品からチョイス、手作りデザートとコーヒーつき。アラカルトも充実しており、チーズをいっさい使わないイワシのピッツァ(1000円)や牛の臓物を煮込んだクセも臭みもないトリッパ(1200円)、スパゲッティゴルゴンゾーラ(1500円)などパスタも多数。ワインはフルボトル2800円から、グラスワインは600円から。

[営業時間] ランチ 11:30〜14:00、 ディナー 17:00〜22:00 (ラストオーダー) 、 日曜定休

[住所] 東京都渋谷区桜丘30-18 (電話: 03-3461-7248)

(産経新聞98年10月31日夕刊より)


私はフィレンツェへの出張旅行の最後の夜に食べた、「トリッパ」という料理をもう一度食べてみたくて、ガイドブックなどを見ているのですが、いまだに発見できずにいるのです。きっと、ガイドブックにのるほど有名な料理ではないんでしょうねぇ。

そんななか、新聞を見ていると、上の記事を発見したしだいです。機会を見て、行ってみようと思っているところです。

「トリッパ」は、牛の胃袋をトマトソースで煮込んだもので、まぁ、なんといいますか、フィレンツェ風もつ煮込みとでもいった風情なのです。

いやぁ、その酒のすすむこと、すすむこと。もちろんお酒は、キアンティワインです。(^^)v

いいお店をご存知でしたら、ぜひご紹介くださいね、みなさん。


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