[00.09.03]

究極のオレ的ビール考

「散歩の達人 00年6月号」の特集より

インデックス

• 果てしなき「世界ビール」への入口
  • ベルギービールなら任せろ! 「ブラッセルズ」(神保町)
  • パブスタイルの欧州ビアバー 「FRIGO」(新宿)
  • アジア・南米のビールも充実 「ビリー・バルゥーズ・ビア・バー」(高田馬場)
  
  
• これが正真正銘のパブである

  パブの魅力は自由なことである。システムが単純。チャージは無いし、注文したその場で清算する。度の席を選ぼうが勝手で、立って飲んでもかまわない。ひとりで黙っていても放っておいてくれる。店が客を管理して雰囲気を作るのではなくて、客を大人として信頼し、その裁量にまかしているわけである。

  • ライブも盛んなパワフル・パブ 「The Warrior Celt」(上野)
  • 陽気なオーナーと本場のインテリア 「THE TAVERN」(目黒)
  • ギネスの味は都内随一! 「Inishmore」(恵比寿)
  • 開放感を感じる広いパブ 「What the Dickens」(恵比寿)
  
  
• で、日本の地ビールはどうなの?
  • 店主は徹底した地ビール研究家 麦酒倶楽部「ポパイ」(両国)
  • ビール通の夫婦の店 居酒屋「源次郎」(東向島)
  • 東京で生オリオンが飲める 「BAR BOSSA」(渋谷)

コンテンツ

• ベルギービールなら任せろ! 「ブラッセルズ」(神保町)
  • 住所: 千代田区神田小川町3-16-1
  • 電話: 03-3233-4247
  • 営業: 17:30-02:00(土は -23:00)、日祝休
  • 道順: 地下鉄神保町駅A5出口から徒歩5分。神保町から明大方面。
  • メモ: ベルギービールの品揃えでは都内で屈指のバー。滝沢さんをはじめとしたスタッフが、ベルギービールについて詳しくレクチャーしてくれる。ビールに合わせてグラスがちがうのもおもしろい。週末になると人が道にあふれるほどにぎわう。チャージなし。ベルギーのモアネットが大瓶で1,900円。
  
  
• パブスタイルの欧州ビアバー 「FRIGO」(新宿)
  • 住所: 渋谷区代々木2-11-20 B1F
  • 電話: 03-5371-0666
  • 営業: 17:30-02:00(日祝は15:00-23:00)、第2日休
  • 道順: 新宿駅南口から、甲州街道に沿って西新宿方面へ徒歩約5分。甲州街道の左側の地下。
  • メモ: 2000年4月に開店。ベルギービールなど生ビールも3種類ある。キャッシュ・オン・デリバリーで立ち飲みスペースもありというパブ形式。チャージなし。冷蔵庫には約160種ものビールが常備されており、客はその中から好きな銘柄を選んでレジで清算する。ベルギーのブーン・グーズ(瓶)が1,100円など。ギネスなどの生ビールサーバーももちろんある。
  
  
• アジア・南米のビールも充実 「ビリー・バルゥーズ・ビア・バー」(高田馬場)
  • 住所: 新宿区高田馬場1-17-10
  • 電話: 03-3209-0952
  • 営業: 18:00-02:00 (金土は -04:00)、無休
  • 道順: 高田馬場駅早稲田口から早稲田通りに沿って徒歩5分。右側の路地に入った左側。
  • メモ: 中国やタイ、メキシコなど幅広いラインナップがそろうのが魅力。瓶・缶ビールが中心だが、バスペールエールなど生ビールもある。場所柄か若い客も多く、カジュアルな雰囲気。外国人も多い。チャージ300円。メキシコを代表するビール「テカテ」が700円。
  
  
• ライブも盛んなパワフル・パブ 「The Warrior Celt」(上野)
  • 住所: 台東区上野6-9-22 伊藤ビル3F
  • 電話: 03-3836-8588
  • 営業: 17:00-05:00、無休
  • 道順: 上野駅中央口から御徒町駅方面に徒歩6分。
  • メモ: 客の半数を外国人が占める。ライブが活発に行われ、ミュージックパブとしての側面ももつ。チャージなし。イギリスのエール「ラドルス・カウンティ」が1パイント900円。関連書込み
  
  
• 陽気なオーナーと本場のインテリア 「THE TAVERN」(目黒)
  • 住所: 目黒区下目黒1-3-28 サンウッド目黒2F
  • 電話: 03-3799-0280
  • 営業: 12:00-01:00(金は -02:00、土は16:00- )、無休
  • 道順: 目黒駅西口から権之助坂を日出女子学園に向かって徒歩5分。左側。
  • メモ: 元カメラマンでイギリス出身のジョン・ワトキンスさん経営の店。インテリアはすべて英国から輸入した家具を使っており、まさに本場の雰囲気だ。チャージなし。バス・ペールエールが1パイント950円。
  
  
• ギネスの味は都内随一! 「Inishmore」(恵比寿)
  • 住所: 渋谷区恵比寿南1-24-3 恵比寿パレス1F
  • 電話: 03-5722-5481
  • 営業: 17:30-02:00(金土は -05:00、日は16:00-24:00)、無休
  • 道順: 恵比寿駅東口から目黒駅方向に徒歩5分。アメリカ橋のたもと。
  • メモ: 極上のギネスが味わいたかったらここ。ギネス1パイント900円。チャージなし。関連書込み
  
  
• 開放感を感じる広いパブ 「What the Dickens」(恵比寿)
  • 住所: 渋谷区恵比寿西1-13-3 ルーブ6ビル4F
  • 電話: 03-3780-2099
  • 営業: 17:00-01:00(木金土は -02:00、日は15:00-24:00)、月休
  • 道順: 恵比寿駅西口から駒沢通りを渡って徒歩3分。ピーコックの裏手。恵比寿神社近く。
  • メモ: 店中央にステージがあり、毎晩ライブがある。ギネスの回転率の高さは都内一。ギネスサーバーは二つ。チャージなし。店長の梅原さんのお気に入りはスコットランド産のエール「オールド・スペックレッド・ヘン」。1パイント900円。関連書込み
  
  
• 店主は徹底した地ビール研究家 麦酒倶楽部「ポパイ」(両国)
  • 住所: 墨田区両国2-18-7
  • 電話: 03-3633-2120
  • 営業: 11:30-14:30、17:00-01:00、日休
  • 道順: 両国駅西口から京葉道路方向に徒歩3分。
  • メモ: ビアテイスターの中でも、官能評価における最高峰の資格「マスターイバリュエイター」を取得した青木辰男さんのお店。お通し250円。エチゴビール(新潟、800円)、倭王ビール(奈良、650円)、ヴァーレイワイン(岐阜、380円)と味の個性が際立つ3種類。いずれも生サーバから注がれ、瓶で飲むより明らかにおいしい。ほかにもズラリと樽生サーバーがならぶ。劣化しやすく回転の悪い地ビールのために、樽を冷蔵庫に入れたままビールを注ぐ「樽冷蔵式」の設備を導入している。(参考情報: 通常よく見かける樽生サーバーは、樽は店内に出したままで注ぐときだけ冷やす「瞬冷式」という方式)
  
  
• ビール通の夫婦の店 居酒屋「源次郎」(東向島)
  • 住所: 墨田区東向島2-14-2
  • 電話: 03-3619-8441
  • 営業: 17:00-24:00(日祝は -23:00)、不定休
  • 道順: 東武伊勢崎線曳舟駅からふじのき公園に向かって徒歩1分。
  • メモ: 仕事が終わると毎晩夫婦でビールの子音をするという青木茂美さんのお店。180種類以上の地ビールを飲み比べて厳選したのが、店にある25種の地ビール。スワンレイクビール(新潟、600円)、新潟ビール(新潟、390円)、田沢湖ビール(秋田、500円)など。お通し250円。この店も「樽冷蔵式」の設備を導入している。
  
  
• 東京で生オリオンが飲める 「BAR BOSSA」(渋谷)
  • 住所: 渋谷区宇田川町41-23 河野ビル1F
  • 電話: 03-5458-4185
  • 営業: 19:00-02:00、不定休
  • 道順: 渋谷駅ハチ公口から徒歩8分。
  • メモ: 数少ないオリオンの「生」(650円)が飲める店。シンプルで隠れ家的な内装が秀逸。チャージ500円。

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