うわさの貝はさすがに新鮮で、北起貝やミル貝などを刺身でたのんだところ、その貝殻まで一緒に出てきました。貝は死んでちょっとするとすぐにいやな匂いが出てくるのですが、ここの貝刺しはまったく臭みもなく、おいしくいただけました。
貝のほかにも、氷下魚（こまい）の干物などなど、いろいろとたのしめました。焼き蛤は絶品。おすすめの1軒です。
この店は、魚が売り物の店で、いつも人がいっぱいです。
普通の居酒屋と比べると、ちょっと値段は高いのですが、魚の店として考えると安いかも…。
家族4人で、刺身盛り合わせ、貝刺し盛り合わせ、ウニ丼、マグロ丼、オコゼの唐揚げなどなど、力いっぱい魚を食べて、全部で2万円くらいでした。
Webをさがしてみると、こんなページもありました。
なんのことはない普通の居酒屋なのですが、なんだか雰囲気がいいのです。
料理でおすすめは「キムチ鍋」です。これは、本来は鍋のコースをたのんだときにしか出てこない料理らしいのですが、「キムチ鍋なんですが、3人前くらいを土鍋でいただけますか」とたのんでみますと、「厨房に確認してみます」という返事が返ってきます。
どういう状況のときに作ってもらえるのかはわかりませんが、今までのところは、たいてい「お出しできるそうです」という回答が返ってきています。
店の奥のほうは、何部屋かの個室座敷になっていて、8人程度でいくと、これらの部屋でゆっくりできるのもいい点です。
しかも、今回は「北島亭」で料理を食べることをメインに考えての上京とあって、彼は朝から食事を少なめにしてディナーにそなえたのだそうです。
そもそも「北島亭」は量がたっぷり目で、普通のコースを食べても十分過ぎるくらいお腹がいっぱいになるのです。それを、今日は前菜としてウニも、タラの白子も、アスパラもと、前菜だけでも4〜5品程度たのんでいます。さすがにすべてフルには食べられないので、何品かは、本来はご法度の「一皿を3人でシェアします」というたのみかたをさせてもらいました。たとえマナー違反でも、いろんなものが食べたいのです。
そして、魚、肉と、力いっぱい、腹いっぱい食べたのでした。あぁ、もうしばらくはフランス料理は食べなくていいなぁ。(^^;
以前、同僚の送別会のときに彼も出席していて、「みちのく」が気に入ったようなのです。「前に行った店、『みちのく』だっけ？ あそこにしようよ」ということで、「みちのく」での待ち合わせとなったのでした。
「みちのく」に行くと、いつもは座敷に入るのですが、今日は水曜日の上に人数も二人とあって、予約もせずに店に入りました。
ちょうどH氏も店についたばかりで、私がいないかどうか探しているところでした。「よぉ、よぉ」と合流し、いつもは昼食を食べるときに座る、店に入ってすぐと大きなテーブルに着席。
生ビールをたのみ、刺身の盛り合わせ、どぜうの唐揚げ、馬刺しを注文。
近況の報告をし合ったり、ほかの同期の友人たちの消息を確認しあったりしながら、お酒も「樽酒」へと移行します。
この大きなテーブルは、1辺に3〜4人ずつ座れるようになっていて、基本的には合い席用のテーブル(カウンター代わり)という位置付けのようです。われわれのような二人連れのほか、独り客の人もこのテーブルを囲んで座っています。3人以上の人は、小さいテーブル席(4人用、6人用、あるいはそれらの組み合わせ)を使っているようです。
店に入ると、定番のメニューのほかに、「本日のおすすめ」という定期券の倍の大きさくらいの手書きのメニューをもってきてくれます。この「本日のおすすめ」にのっているものを1〜2品たのんで、独りでじっくり飲んでみるのもいいのかも…。